矯正について

歯列矯正のおはなし その①『外科矯正とは?』

歯列矯正のおはなし第1回目は外科矯正のお話を少ししたいと思います。

 

ごく一般的な治療の流れを言いますと、治療は基本的に月1回、治療期間は約2年です。

まず、最初の1年は歯列矯正治療(術前矯正治療)を行い、次に、総合病院での手術(骨切り、入院2週間くらい)、その後約1年矯正治療(術後矯正治療)を行い、装置撤去となります。

 

費用は『国の定める保険診療の報酬』に準じます。

 

今日お話する患者さまは、右上の八重歯が気になるということで来院されました。

 

 

確かに右上3番目の犬歯が外側に1本飛び出しています。でも、それ以外に治しておくべきところが実はあるのです。

この患者さまご本人は全く気づいていないのですが、前歯の噛み合わせが上下逆になっていて、奥歯の噛み合わせも左右共に上下逆になっています。

 

正常な噛み合わせは模型の写真を参考になさってください。

 

 

治療が終わり、装置を撤去したときの写真です。

 

ほぼ平均的な治療スケジュールで矯正治療を終えることができました。

八重歯ももちろん治っています。前歯も奥歯も正常な噛み合わせを獲得できました。

噛み合わせの治療をすると横顔の唇のラインもきれいになりますよ。

治療前

治療後

歯並びや噛み合わせ、少しでも気になることがあれば本田淳也デンタルデザインクリニックにご相談ください。きれいな歯並びであなたの人生を豊かにしましょう。